コンビーフの歴史

ノザキのコンビーフ

社会の出来事

1948年以前

ノザキのコンビーフが誕生するまで

日高式つぼ

日高式つぼ

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コンビーフの試作を繰り返していた頃、試作品として作られた容器は陶器でした。世に出る機会はありませんでしたが、これが、国産コンビーフ第1号の容器「アンカー瓶」の前身となったのです。

1945

第二次世界大戦終戦

1947

⽇本国憲法施⾏

19486

国産コンビーフ第一号 「ノザキのコンビーフ」(瓶詰)発売

アンカー瓶

アンカー瓶
国産コンビーフ第1号の容器。
コップ型のガラスと、ブリキ製の蓋でできています。

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国産コンビーフの第1号は「ノザキのコンビーフ」です。
ノザキのコンビーフは、戦後まもない1948年(昭和23年)、まだまだ国内の食糧事情が悪い中、「野崎産業(株)」から初の国産コンビーフとして発売されました。
発売当初は缶の製造に必要なブリキの供給が不十分な時勢であったため、意外にも国産コンビーフ第一号は瓶詰のもので、コップ型のガラス瓶とブリキ製の蓋でできた「アンカー瓶」に入っていました。
当時は十分な冷蔵設備がなかったため、氷を入れた水槽を冷蔵庫代わりにして、肉の塩漬け加工を行なっていたほか、瓶の殺菌も一つずつ金具で抑えて行っていたなど、その製造工程には多くの苦労がありました。

1948

ロンドンオリンピック開催

プロ野球ナイター
日本初開催

19506

「ノザキのコンビーフ」(枕缶)発売

国産コンビーフ(缶詰)

国産コンビーフ(缶詰)
第一号倉庫入り(昭和25年)
(所蔵:日東ベスト株式会社)

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その後、やはり瓶詰では製造や取り扱いが不便なため、国産瓶詰コンビーフ第一号発売から2年後の1950年に台形の枕缶※(200グラム)が発売されました。
これが、国産コンビーフ“缶詰”の第一号です。
レトロな牛のマークは、お客様に長年愛されつづけ、今でも変わりません。

枕缶とは

枕缶

コンビーフの台形の缶のことを、江戸時代の枕の形に似ていることから「枕缶」と言います。枕缶を開けるための専用の器具のことは、巻き取り鍵と言います。

枕缶に詰めていたのは、面積が大きい側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果があるためでした。製缶・脱気技術が向上したことにより、現在では台形でない缶に詰めても品質を保持できるようになりました。

川商フーズでは、1988年から丸型の缶を採用したコンビーフも販売していましたが、やはり枕缶の人気が圧倒的に高く、今に受け継がれています。

1950

聖徳太子像の千円紙幣

第一回札幌雪祭り開催

1952

学校給食(完全給食)開始

1955年頃

「ノザキのコンビーフ」の看板

ノザキのコンビーフの看板

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広告・宣伝活動においては、高度成長期の1955年頃(昭和30年代)から2000年頃まで、JR(当時の日本国有鉄道)の送電線の鉄塔や首都圏(山手線・中央線・京浜東北線沿線など)の電柱に大量(2000年当時で365枚)の「ノザキのコンビーフ」の看板を設置いたしました。また、テレビやラジオCMを積極的に実施し、知名度の向上と幅広い層への認知拡大に成功しています。

1955

後楽園ゆうえんち開園

1957

ロマンスカー運行開始

1958

東京タワー竣工

こだま運転開始

1960

カラーテレビ登場

19616

「ニューコンビーフ」(現ニューコンミート)発売

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「もっと手頃な値段でコンビーフを提供したい」という思いから、牛肉より価格の安い馬肉を使用した「ニューコンミート」が誕生しました。コンビーフに使用しているお肉は牛肉100%ですが、ニューコンミートは馬肉と牛肉の混合。法規では「ニューコンミート」は牛肉と馬肉を併用したもの(牛肉の割合が20%以上)と定められています。
⇒Q&A ニューコンビーフという商品と関係はありますか

1961

ソ連初の有人宇宙飛行に成功

1964

東京オリンピック開催

1978年頃

昭和53年、生産数量はピークに!

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発売後は予想以上の人気を博し、とくに1965年(昭和40年)に入ると高度成長と食生活の向上もあり、缶詰の中で高級品目の一つとして扱われ、日本の食卓の花形商品となりました。生産のピークであった1978年(昭和53年)には、年間生産数が3264万缶(68万ケース)にものぼりました。

1978

成田空港開港

ホワイトデー制定

1981

スペースシャトル初飛行

1985

「コンビーフライト・エイティー(LIGHT80)※」発売

コンビーフライト・エイティー(LIGHT80)

※現在は販売しておりません。

1985

青函トンネル開通

つくば万博開催

1995

阪神・淡路大震災

1998

長野冬季オリンピック開催

1999

川鉄商事㈱(現JFE商事㈱)、野崎産業㈱を吸収合併

川商フーズと野崎産業の歴史

1893年 野崎産業(株)誕生
1954年 川鉄商事(株)設立
1999年4月 川鉄商事(株)と野崎産業(株)が合併
2004年8月2日 株式移転により持株会社「JFE商事ホールディングス(株)」が誕生し、 川鉄商事とエヌケーケートレーディングはその傘下に入りました。
2004年10月1日 川鉄商事の会社分割により食品事業「川商フーズ」、半導体事業「川商セミコンダクター」、不動産事業「川商リアルエステート」が新設。 同日付で、分割後の川鉄商事とエヌケーケートレーディングが合併し、 JFE商事株式会社として新たにスタート。

1999

欧州に新通貨ユーロ誕生

2000

「ノザキ 熟成コンビーフ※」発売

ノザキ 熟成コンビーフ

※現在はパッケージをリニューアルしています。

「ノザキ 熟成コンビーフ(赤ワイン仕立て)※」発売

ノザキ 熟成コンビーフ(赤ワイン仕立て)

※現在は販売しておりません。

2000

2000円札発行

シドニーオリンピック開催

白川英樹博士
ノーベル化学賞受賞

2002

サッカーワールドカップ開催(日韓共催)

2003

「ノザキのコンビーフ 金ラベル※」発売

ノザキのコンビーフ 金ラベル

※現在は販売しておりません。

2003

地デジ放送開始

六本木ヒルズ開業

2004

川商フーズ㈱発足

川鉄商事㈱食品部門の独立・分社化に伴い、川商フーズ㈱が発足
⇒川商フーズ㈱の歴史はこちら

2004

アテネオリンピックで日本人メダルラッシュ

2005

「ノザキのおつまみコンビーフスライス※」発売

ノザキのおつまみコンビーフスライス

※現在は販売しておりません。

「ニューコンビーフ」を「ニューコンミート」へ変更

JAS法の改正により、「コンビーフ」という名称は牛肉100%の商品のみに使用できることとなり、「ニューコンビーフ」は「ニューコンミート」へ表記を変更いたしました。

2005

中部国際空港開港

愛知万博開催

20109

「コンビーフ 金ラベル」に代わる「山形県産牛コンビーフ※」発売

※現在はパッケージをリニューアルしています。

山形県産牛コンビーフ

2010

小惑星探査機『はやぶさ』
7年ぶり帰還 カプセル着地

20119

「コンビーフ EO缶※」発売

※現在は販売しておりません。

コンビーフ EO缶

2011

東日本大震災

サッカー女子ワールドカップ優勝

20123

「コンビーフカレー」発売
「コンビーフカレー(中辛)」発売

コンビーフカレー コンビーフカレー(中辛)

2012

スカイツリー開業

201310

文芸社より「社員が本当におすすめする ノザキのコンビーフレシピ」発売

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コンビーフのレシピ本が文芸社より発売されました。簡単メニューや時短メニュー、おもてなしメニューなど、コンビーフを知り尽くした当社社員がおすすめするレシピ全73品を紹介しています。

タイトル:「社員が本当におすすめする ノザキのコンビーフレシピ」
税抜価格:900円
発売日 :2013年10月24日
発行 :文芸社
監修 :川商フーズ株式会社

社員が本当におすすめする ノザキのコンビーフレシピ

2013

富士山世界文化遺産登録

20143

「和風コンビーフ※」発売

※現在はパッケージをリニューアルしています。

和風コンビーフ

2014

あべのハルカス開業

消費税8%へ引き上げ

20163

「コンビーフ プラカップ」発売
「ニューコンミート プラカップ」発売
「無塩せきコンビーフ プラカップ」発売

コンビーフ プラカップ ニューコンミート プラカップ 無塩せきコンビーフ プラカップ

2016

リオデジャネイロオリンピック開催

20174

ノザキのコンビーフ公式SNSアカウント開設

2017

プレミアムフライデー
スタート

上野動物園パンダの赤ちゃん(シャンシャン)誕生

20179

「ノザキのポーク」発売

ノザキのポーク

20179

Twitterにてノザキのコンビーフの自虐キャッチコピーが話題に!

Twitterで発信したノザキのコンビーフの自虐風キャッチコピーが話題になりました。

Twitterにてノザキのコンビーフの自虐キャッチコピーが話題に!

20193

「ノザキのポーク(減塩)」発売
「ランチョンミート」発売

ノザキのポーク(減塩)ランチョンミート

2019

改元 「平成」から「令和」へ

ラグビーワールドカップ日本大会開催

百舌鳥・古市古墳群(大阪府)世界遺産登録

20199

「ほぐしコンビーフ ハーブ&ペッパー」発売
「ノザキのコンビーフ 340g」発売

ほぐしコンビーフ ハーブ&ペッパー  ノザキのコンビーフ 340g

20203

「フライドサーディン」発売

フライドサーディン

20203

コンビーフがリニューアル!

「ノザキのコンビーフ」をはじめとした枕缶商品を、新パッケージへリニューアル致しました。

コンビーフがリニューアル!

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