1948年以前
日高式つぼ
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コンビーフの試作を繰り返していた頃、試作品として作られた容器は陶器でした。世に出る機会はありませんでしたが、これが、国産コンビーフ第1号の容器「アンカー瓶」の前身となったのです。
1945年
第二次世界大戦終戦
1947年
⽇本国憲法施⾏
1948年6月
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国産コンビーフの第1号は「ノザキのコンビーフ」です。
ノザキのコンビーフは、戦後まもない1948年(昭和23年)、まだまだ国内の食糧事情が悪い中、「野崎産業(株)」から初の国産コンビーフとして発売されました。
発売当初は缶の製造に必要なブリキの供給が不十分な時勢であったため、意外にも国産コンビーフ第一号は瓶詰のもので、コップ型のガラス瓶とブリキ製の蓋でできた「アンカー瓶」に入っていました。
当時は十分な冷蔵設備がなかったため、氷を入れた水槽を冷蔵庫代わりにして、肉の塩漬け加工を行なっていたほか、瓶の殺菌も一つずつ金具で抑えて行っていたなど、その製造工程には多くの苦労がありました。
1948年
ロンドンオリンピック開催
プロ野球ナイター
日本初開催
1950年6月
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その後、やはり瓶詰では製造や取り扱いが不便なため、国産瓶詰コンビーフ第一号発売から2年後の1950年に台形の枕缶※(200グラム)が発売されました。
これが、国産コンビーフ“缶詰”の第一号です。
レトロな牛のマークは、お客様に長年愛されつづけ、今でも変わりません。
コンビーフの台形の缶のことを、江戸時代の枕の形に似ていることから「枕缶」と言います。枕缶を開けるための専用の器具のことは、巻き取り鍵と言います。
枕缶に詰めていたのは、面積が大きい側から肉を詰めることにより缶の中の空気を抜き、肉の酸化を防ぎ、保存性を高める効果があるためでした。製缶・脱気技術が向上したことにより、現在では台形でない缶に詰めても品質を保持できるようになりました。
川商フーズでは、1988年から丸型の缶を採用したコンビーフも販売していましたが、やはり枕缶の人気が圧倒的に高く、今に受け継がれています。
1950年
聖徳太子像の千円紙幣
第一回札幌雪祭り開催
1952年
学校給食(完全給食)開始
1955年頃
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広告・宣伝活動においては、高度成長期の1955年頃(昭和30年代)から2000年頃まで、JR(当時の日本国有鉄道)の送電線の鉄塔や首都圏(山手線・中央線・京浜東北線沿線など)の電柱に大量(2000年当時で365枚)の「ノザキのコンビーフ」の看板を設置いたしました。また、テレビやラジオCMを積極的に実施し、知名度の向上と幅広い層への認知拡大に成功しています。
1955年
後楽園ゆうえんち開園
1957年
ロマンスカー運行開始
1958年
東京タワー竣工
こだま運転開始
1960年
カラーテレビ登場
1961年6月
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「もっと手頃な値段でコンビーフを提供したい」という思いから、牛肉より価格の安い馬肉を使用した「ニューコンミート」が誕生しました。コンビーフに使用しているお肉は牛肉100%ですが、ニューコンミートは馬肉と牛肉の混合。法規では「ニューコンミート」は牛肉と馬肉を併用したもの(牛肉の割合が20%以上)と定められています。
⇒Q&A ニューコンビーフという商品と関係はありますか
1961年
ソ連初の有人宇宙飛行に成功
1964年
東京オリンピック開催
1978年頃
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発売後は予想以上の人気を博し、とくに1965年(昭和40年)に入ると高度成長と食生活の向上もあり、缶詰の中で高級品目の一つとして扱われ、日本の食卓の花形商品となりました。生産のピークであった1978年(昭和53年)には、年間生産数が3264万缶(68万ケース)にものぼりました。
1978年
成田空港開港
ホワイトデー制定
1981年
スペースシャトル初飛行
1985年
※現在は販売しておりません。
1985年
青函トンネル開通
つくば万博開催
1995年
阪神・淡路大震災
1998年
長野冬季オリンピック開催
1999年
1893年 | 野崎産業(株)誕生 |
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1954年 | 川鉄商事(株)設立 |
1999年4月 | 川鉄商事(株)と野崎産業(株)が合併 |
2004年8月2日 | 株式移転により持株会社「JFE商事ホールディングス(株)」が誕生し、 川鉄商事とエヌケーケートレーディングはその傘下に入りました。 |
2004年10月1日 | 川鉄商事の会社分割により食品事業「川商フーズ」、半導体事業「川商セミコンダクター」、不動産事業「川商リアルエステート」が新設。 同日付で、分割後の川鉄商事とエヌケーケートレーディングが合併し、 JFE商事株式会社として新たにスタート。 |
1999年
欧州に新通貨ユーロ誕生
2000年
※現在はパッケージをリニューアルしています。
※現在は販売しておりません。
2000年
2000円札発行
シドニーオリンピック開催
白川英樹博士
ノーベル化学賞受賞
2002年
サッカーワールドカップ開催(日韓共催)
2003年
※現在は販売しておりません。
2003年
地デジ放送開始
六本木ヒルズ開業
2004年
アテネオリンピックで日本人メダルラッシュ
2005年
※現在は販売しておりません。
JAS法の改正により、「コンビーフ」という名称は牛肉100%の商品のみに使用できることとなり、「ニューコンビーフ」は「ニューコンミート」へ表記を変更いたしました。
2005年
中部国際空港開港
愛知万博開催
2010年9月
※現在はパッケージをリニューアルしています。
2010年
小惑星探査機『はやぶさ』
7年ぶり帰還 カプセル着地
2011年9月
※現在は販売しておりません。
2011年
東日本大震災
サッカー女子ワールドカップ優勝
2012年3月
2012年
スカイツリー開業
2013年10月
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コンビーフのレシピ本が文芸社より発売されました。簡単メニューや時短メニュー、おもてなしメニューなど、コンビーフを知り尽くした当社社員がおすすめするレシピ全73品を紹介しています。
タイトル:「社員が本当におすすめする ノザキのコンビーフレシピ」
税抜価格:900円
発売日 :2013年10月24日
発行 :文芸社
監修 :川商フーズ株式会社
2013年
富士山世界文化遺産登録
2014年3月
※現在はパッケージをリニューアルしています。
2014年
あべのハルカス開業
消費税8%へ引き上げ
2016年3月
2016年
リオデジャネイロオリンピック開催
2017年4月
2017年
プレミアムフライデー
スタート
上野動物園パンダの赤ちゃん(シャンシャン)誕生
2017年9月
2017年9月
Twitterで発信したノザキのコンビーフの自虐風キャッチコピーが話題になりました。
2019年3月
2019年
改元 「平成」から「令和」へ
ラグビーワールドカップ日本大会開催
百舌鳥・古市古墳群(大阪府)世界遺産登録
2019年9月
2020年3月
2020年3月
「ノザキのコンビーフ」をはじめとした枕缶商品を、新パッケージへリニューアル致しました。